「行ける高校がない」宣言を受けた夏休み【起立性低血圧男子との高校受験記その4】
不登校間際、「行ける高校がない」と言われたところからの、大逆転の高校合格までの受験記、おまけに息子が起立性低血圧持ちでめっちゃ苦労したから語っていくぜ!
という【起立性低血圧男子との高校受験記】シリーズ第4回目です。
(※現在は都内文系私大の1年生で夏休み中、わずかな勉強と9割ゲームと炭酸で生きる期間限定ニートです。バイト…しないの…?(´;ω;`))
今回は(今度こそ)夏休みの話です。
どんな状態だったか?どんな参考書を使ったか?まつりの暴挙とは??
といった内容になります。
すっかり日が空いてしまいました💦
(てか1ヶ月も空いてた!夏休みの話なのにもう夏休み後半だし…💦)
↓前回(その3)です
塾も行けない成績も爆下がりでの夏休み
前回の記事では、「起立性低血圧と学校トラブルで鬱気味になった結果、塾を辞めた」と書いたのですが、
夏休み。
成績は急降下。
ピークは越えて少し落ち着いてきたものの、本人の体調と気力はまだまだ低い。
学校は相変わらず遅刻だらけ、しょっちゅう保健室に行ってさぼりながらなんとか通っているような状態でした。
学力の低下ぶりを目の当たりにして愕然とする
息子本人も「学校には行きたくないけど高校に行く気がないわけではない」ため、
「さすがに勉強しないとまずい」と思ったようで、放置プレイだった進研ゼミを促したら少し解きました。
そしたら。
まったく解けなかったの。
進研ゼミの、(難関用じゃない)普通のコースですよ。
あんなの最初の方って答えまで導いてくれるじゃないですか。
理解できなかったの。
学力の低下は、成績に現れるもっと前から始まっていたんですね。
母まつり、焦りのあまり暴挙に出る
そんな状態で夏休み突入。
つきっきりで勉強をみたいけど、パートに行かないといけない。
今思ったらそんな息子の一大事で、しかも離婚してなかったんだからパート辞めたらよかったよね
なのに進研ゼミすら理解できない息子の学力。
焦りもピークに達した私は、暴挙に出ました。
調べうる中で一番簡単なドリルを買い集め、
「私が帰ってくる前に1日1冊解け」
と言い捨てて会社に行きました笑
(※私が戻ってくるのは16:30です)
その時は暴挙に出た理由があった
不登校に今にも落ちそうな心身状態。
長い夏休みが空けて学校が始まったら、
より一層学校に行くだけで一大事になって、勉強どころではないまま受験に突入してしまうのではないか。
もう勉強しなくなるかもしれない。
だったら、消耗するものがない夏休みのうちに、できるだけ詰め込めば受験まで少しは残るのではないか。
負荷をかけてもつぶれないのは夏休みの間だけ。
必死ですよね。
ちなみにこの作戦、
たぶん無駄でした。爆
たくさん解いた問題集を可視化することで達成感が出ないかと、解き終わった問題集を積んでいたんですが、それが逆に「夏休みなのにこんなに勉強を強要された」ととらえられ
そりゃそうよね
無駄だった上に、後日息子に
正直殺意が芽生えた
って言われました。
刺されなくてよかったです。笑
それでも一応本人は参考書を解いていた
そんな暴君のような通告を与えられた息子ですが、
一応きちんと問題集を解いていました。
解いていましたが、だからこそ。
本当に気力と学力が尽きてしまったんだな…
と実感して悲しくなる結果になりました。
ちなみに参考書は以下のようなものを買っていました。
おすすめの定番だよ
これらの他に、後半はよく本屋さんであるような、600円位の小さくて薄い問題集なども使っていました。(1日5~15分とか1日1ページ系の)
おそらく一番簡単であろう問題集。
だって、
右側が問題で、左側の説明に答え書いてあるんですよ。
文字が読めれば答えられるはずなんです。
それなのに間違っていたり分からなかったと言われる個所が多くて、帰宅後丸付けをしながら、
今までの賢い息子はどこに行ってしまったのだろうと愕然とし、
元が勉強できたのだから巻き返せば何とかなるだろうと頭の隅で考えていた気持ちがすっかり消えていきました。
それでも「せめて受験までに頭の隅に単語でも残ればいい」と思って続けていました。
つづく
次回は
「合同学校説明会に参加、知らなかった可能性を知り偏見が取れた話」の予定です。
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(17:12追記 取れました!✨✨優しいお方達、ありがとうございましたー!(´;ω;`))
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