今まで大変だったんだ【起立性低血圧男子との高校受験記その6】
不登校間際、「行ける高校がない」と言われたところからの、大逆転の高校合格までの受験記、おまけに息子が起立性低血圧持ちでめっちゃ苦労したから語っていくぜ!
という【起立性低血圧男子との高校受験記】シリーズ第6回目です。
(※現在は都内文系私大の1年生。夏休み中実はwebライターの記事の中で本人が得意な一部を手伝ってもらいました(※当然チェックはしています)。家庭内外注(笑))
今回は夏休み中、
「息子の変容には原因があった!起立性低血圧の診断」
になります。
↓前回(その5)です
「それって『起立性低血圧』かもしれないよ」
当時のめり込んでいたSNSには日記機能があり、あらゆることを書き込んでいました。
息子の不登校騒ぎももちろん書いていました。
すると、普段仲良くしてもらってるフォロワーさんに「ひょっとしたら起立性低血圧かもしれないから病院で診てもらったらどうか」と言われました。
初めて聞いた謎の病名(病気とは少し違うけど)。
しかし、「不登校騒ぎは学校の人間関係のトラブル」だと思い込んでいた私は(実際それがきっかけなんだけど)ちょっと学校に行けないからって病気だなんて大袈裟な、と思って受診を渋っていました。
が、そのお友達ともう1人のお友達の強い勧めで、「信頼している2人がそう言うなら…」と、まずはかかりつけの小児科に行きました。
今にするとほんっとうーーーーーに、
その出会いと助言のおかげで受験と息子がなんとかなったので感謝でいっぱいです。
紹介状をもらって大学病院へ行きました
小児科で話を聞いた先生は、近くの総合病院への紹介状を書いてくれました。
日を改めて、息子と総合病院へ検査を受けに行きました。
すると。
あっさり診断が下る
病院の検査は、ベッドに寝たり起きあがったりして血圧を測るといった感じでした。
特に問題がなさそうだけどなぁ…。
やっぱ、単なる気持ちの問題じゃね??
と思って検査を終えて待っていると、診察室に呼ばれました。
「起立性調節障害ですね」
さくっと言われました。
先生は分かりやすく説明してくれました。
「起きる時に血圧が下がるのでその分心臓がとても頑張っていて負担がかかっている状態です。学校でめまいとかしなかった?今まで大変だったでしょう」
大変だったのか…。
その時の息子の血圧は下は40台でした。
そりゃ起きられんわな…。
診断書をもらい、朝晩昇圧剤を服薬することになりました。
起きられない直接の原因が判明した
ともあれこれで、「朝起きられないのは学校トラブルのせいだけではなく体調のせい」ということが分かりました。
もしこれに気付かなかったら、ずっとメンタルをなんとかすることだけを考えて何ともならなかっただろうと思います。
実はお友達が気付いたのは、たまたまそのお友達のお子さんも起立性低血圧だったからなんです。
たかだか数十人の交流のあるフォロワーさんの中にいるなんて、凄い偶然ですよ。
その点はとてもラッキーだと思いました。
(今ではそのお子さんも症状が寛解して就職しています)
治療で状況を改善できるようになり、ようやくまともな受験勉強にとりかかれるようになりました。
しかしこの時すでに8月後半。
学力は奈落状態。
光が差したとはいえ、依然厳しい状況が続くのでした。
次回はようやく夏休み明けのお話です(時期外れ💦)。
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↓続きです!
↓全然知らん知識の記事と面接対策のプレッシャーで頭散らかっている週末です(´;ω;`)